「ひきこもり−その理解と対応−」セミナーに参加しました。
本日、午前中は浜町自治会総会に出席。昨年度の活動報告や会計収支決算報告をはじめ、会計監査報告や来年度の新役員選出、2021年度活動計画案や収支予算案等すべての議案は承認されました。自治会長による、地域の現状や課題についての説明は、いつも丁寧でわかりやすく細かな状況を知る上で大変助かります。
午後からは、木口記念会館において芦屋メンタルサポートセンター主催のメンタルヘルスセミナー「ひきこもり−その理解と対応−」に参加しました。
講師は芦屋市若者相談センター「アサガオ」のスーパーバイザーで上級教育カウンセラー、キャリアコンサルタントを務め、不登校生徒の活動に携わっておられる富岡澄夫先生でした。
ひきこもりとは、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」のことであり、近年はひきこもった当事者の高齢化も社会問題になっています
自分の部屋に閉じこもっている方だけでなく、1人でならコンビニや映画鑑賞などに行けるような方でも、家族以外の他人との交流がなければ、ひきこもりと判断されるようです。
今回はひきこもりになる原因や脱出方法、家族の接し方に加えて、対応策などにも触れておられました。なお、今後の支援のあり方のひとつとして、行政による広報の支援が重要であるとのことで、特に紙媒体による情報発信や電話対応の代行を行うことを挙げておられました。現在、芦屋市において、どこまで現状が把握されているのか、また、支援体制が十分に整備されているのかの調査を行って参りたいと思います。セミナーへの出席は初めてでしたが、充実した内容であったと思います。今後の開催も期待しています。