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「世界食料デー」について

10月16日は世界の食料問題を考え、行動する日として国連が制定した「世界食料デー」です。この日は1945年10月16日の国際連合食糧農業機関の設立を記念し、1981年に制定されました。毎年、国連世界食糧計画や国際農業開発基金など、食料安全保障の確保に携わる多くの国際機関や組織によって広く祝賀行事や啓発活動が行われているようです。

 

さて、深刻な食料危機を引き起こす主な要因は、気候変動や紛争であるといわれ、近年の飢餓人口増加の背景の一つにもなっています。SDGsの「飢餓をゼロに」は、2030年までにあらゆる形態の飢餓と栄養不良に終止符を打ち、子どもや社会的弱者をはじめとするすべての人が、1年を通じて栄養のある食料を十分に得られるようにすることを狙い、目標として掲げられました。目標達成まで残り9年と迫る中、コロナによりさらに深刻化した世界の飢餓・栄養不良を撲滅するため何ができるのか、その取り組みへの関心が一層高まっています。世界食料デーには、各国で様々なイベントが開催され食料システムの構築に向けて世界的な連帯を呼びかけています。

 

食料問題や飢餓の解決をするために、私達ができる身近な取り組みの一つとして「フードロス」を減らすことが挙げられていますが、その重要性をあらためて認識しました。なお、昨年の12月議会でごみの減量化に関連して「食品ロス」についても一般質問を行いましたが、今後もこの問題について引き続き取り組んで参ります。

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