「平和の鐘を鳴らそう」について。
毎年、8月15日の終戦の日に予定されている「平和の鐘を鳴らそう」の行事は、今年は中止となります。現在のところ、台風7号(最大風速30m・最大瞬間風速45m)が15日午前3時に紀伊半島に上陸すると予測されているため、芦屋ユネスコ協会は、この台風の影響は避けがたいものと判断し、中止せざるを得ないという結論に至りました。
なお、式典ののち第二部では、ウクライナから日本に避難されているユリア・ボンダレンコさんをお招きし「平和のつどい」が開催される予定でした。
ユリアさんは、8歳の少女(小倉桂子さん)の被爆体験を紙芝居にした作品「ケイちゃんの消えない雲」を制作したり、その思いをSNSで発信したりするなどして、世界の人々に何年経っても消えない戦争の記憶、核の恐怖を訴える活動を続けています。
「平和のつどい」は、ユリアさんの紙芝居を鑑賞し、平和への願いを明日へと語り継いでいくことが大切であるという思いを皆で共有するひとときになったことでしょう。大変残念ではありますが、またの機会にお出会いできますことを楽しみにしています。
非常に強い台風7号が近畿地方に近づいています。台風の被害を最小限に抑えるため各自の備えを行ない、最新の情報にご注意ください。