「歯の供養」が行われました。
今年も芦屋市霊園歯の供養塚前にて「歯の供養」が行われ、出席いたしました。
歯の供養とは、抜けた歯牙、不要になった義歯に感謝し、供養することです。
「歯牙は本来肉体の一部であり、たとえ抜去された歯牙であっても、これを粗末に扱うことは許されない」との思いにより、昭和28年6月芦屋市歯科医師会の会員によって西山町の安楽寺に歯の供養のための「卒塔婆」が建立されました。この行事は、歯の衛生習慣の一環として入魂除幕式が行われ、今日では芦屋霊園にある「歯の供養塚」の由来となっています。以後、毎年6月の「歯と口の健康週間」に合わせて供養が行われています。 「供養塚由来」の碑文は、芦屋市歯科医師会員であった坂東先生の草案であり、銘は当時の市長であった渡辺万太郎氏の筆によるものです。また敷地内には京都円山公園の「しだれ桜」を育てたものが植えられています。 ※一般社団法人芦屋市歯科医師会より
6/4〜6/10は、「6(む)4(し)」にちなんで、「歯と口の健康週間」とされています。歯や口は、体全体の健康の入り口です。何歳になっても健康な口腔状態を維持するためには、定期的なセルフチェックが重要です。歯の寿命を伸ばすことは、全身の健康維持に直結する重要な要素と言えます。
この行事は毎年、歯の健康に対する意識を高める貴重な機会となっております。このような意義深い活動が継続されていることに対し、深い感謝の意を表します。