あしやホスピタルフェスタに参加
今年も市立芦屋病院において開催された「あしやホスピタルフェスタ2016」に伺いました。
西浦哲雄病院長による「老化を防ごう」と題したミニ公開講座に参加。
その講演の中、「フレイル」についてのお話があったのですが、
皆様はこのフレイルについてご存知でしょうか。
フレイルとは「加齢に伴う筋力や心身の活力の低下した状態」を指し、
放置すると要支援・要介護につながることもあるようです。
さらにフレイルの語源が気になり、帰宅後、早速調べてみると、
「Frailty」フレイルティーと呼ばれ、
弱さ・虚弱という意味の英語が由来しているとのことで、
欧米では20年以上前から医療現場で使われているそうです。
なるほど・・・勉強になりました。
他にも運動機能を保つことが重要になるロコモティブシンドロームという言葉や
筋肉量の低下を意味するサルコペニアという言葉も出てきて、
それらの関係性についてご説明いただきました。
いずれも健康長寿で生き抜くための3つの重要なキーワードとなるようです。
これらの予防のためには、
バランスのとれた食事、
ウォーキングやストレッチ等の運動、
認知機能を定期的にチェックする
などを挙げておられました。
それも60代、70代から始めるのではなく、
若年の時期から始める事が重要との事でした。
近年、これらのワードは、
高齢者の健康寿命や介護予防に関連して耳にする様になりましたが、
重要になるのは高齢者の個々の状況に合わせたQOLの向上ではないでしょうか。
今日伺った3つのキーワードについては、今後も専門家により研究が続けられ、
エビデンスが蓄積されていくことと思いますが、
健康寿命を延ばし、要介護者の減少につながることを期待します。
公開講座以外には、コンサートもあり、
健康コーナーでは血管年齢の測定などが行われたり、
こどもさん向けの多くの体験コーナーが設けられるなどして、
大勢の家族連れで賑わっていました。
とりわけ看護士さんのコスチュームが着用できる看護服体験は、
毎年、女の子に人気のようです。
帰り際、大変光栄なことに病院事業管理者の佐治先生と記念撮影をさせていただきました。
明日は総務常任委員会、議員勉強会、
それから議会報告会のデモンストレーションがあります。
議会報告会のデモでは、決算委員会の報告をすることになっており少々緊張気味です。