オレンジリボンキャンペーン
昼から自由民主党兵庫県連女性局による「オレンジリボン・児童虐待防止の街頭キャンペーン」が、
兵庫県連女性局長の北浜みどり兵庫県議会議員をはじめ、
内閣官房副長官の西村康稔衆議院議員、とかしきなおみ衆議院議員、
大串正樹衆議院議員、藤井比早之衆議院議員、県会議員、神戸市議が登壇し、
私は司会を務めました。
近年、児童虐待が後を絶ちません。
目黒区虐待死事件は記憶に新しく、
「もうおねがいゆるしてください。」と5才の女児がノートに遺した言葉は
日本中に衝撃を与えました。
児童虐待を放置することは、許されません。
虐待は、さらにエスカレートして子どもを死亡させてしまうこともあるため、
早期の対応が必要です。
児童虐待の背景には、経済的困窮や就労不安定、家族の社会的孤立、
親の人格の未熟、夫婦不和、ひとり親の複雑な家庭環境などが主な理由といわれています。
また、母子手帳を交付していない、妊婦検診を受けていないというケースも多くみられるそうです。
望まない妊娠に妊婦さんが1人で悩み、悲劇を生んでしまうことも。
虐待を防ぐためには、妊婦さんが1人で問題を抱え込まないようにするための、
妊娠期、産前産後のサポート体制が重要になります。
家庭で子どもをしっかり守ること、地域での見守り活動を行うこと、
児童相談所と市の援助体制の充実を図ることなど、
引き続き児童虐待根絶に向けての取り組みが急務といえます。
児童虐待は社会全体で解決すべき問題です。
もし、「児童虐待かも?」と思ったらすぐに189に連絡を!
その電話で救われる子どもがいます。
11月の児童虐待防止推進月間に向けて、声を広げていきたいと思います。