リニューアルした「うちぶん」の内覧会に参加しました。
このたび、昨年9月から進められてきた打出教育文化センター・打出公園の改修工事が完了しました。4月1日にリニューアルオープンの予定ですが、今日は、それに先立ち、内覧会が開催されました。
打出公園の老朽化した公園施設を改修し、隣接する打出教育文化センター・図書館打出分室と一体的に整備するというこの事業は、「打出の小道プロジェクト」の一環として、官民連携のもと、地域住民も交えて進められて来ました。この一帯をさらに魅力的な場所にすることを目的としています。
打出教育文化センターは、大変明るく親しみやすい雰囲気に溢れており、今後も地域の方々に愛される公共空間であり続けてほしいと思いました。
2階には、不登校傾向の児童・生徒が安心して過ごせる「のびのび教室」があり、その中には調理ができる設備もありました。なかなか学校に来られない児童・生徒にとって、学校や教室、家庭以外で社会とつながれる居場所があることは、大切なことです。まずはこの居場所から、社会との関わりの第一歩を踏み出せることを願います。
打出公園は、芦屋市出身の作家村上春樹氏のデビュー作「風の歌を聴け」に登場する「猿の檻のある公園」のモデルになっており、広く知られています。長い間、巨大な檻だけが残されていましたが、市は子どもたちの安全を考えて撤去しました。さらには、文化的価値も考え、公園には「猿の檻のモニュメント」が残されました。
図書館打出分室は、本棚が高くなり、図書が一目でわかるようディスプレイされています。また、自動貸出機や図書の消毒機も設置されました。振り返ると平成28年12月議会で自動貸出機の導入について取り上げたことがありました。時間を要しましたが、自動貸出機の設置により市民の利便性が向上したことは喜ばしいことです。
3月31日(日)にはリニューアルイベントが開催されますので、是非ご参加ください。
詳しくは、こちら ↓↓↓
https://www.city.ashiya.lg.jp/gyousei/area/documents/240331renewalopen.pdf