予算特別委員会民生文教分科会
今日は民生文教分科会が開催され、主に民生費を中心に
国民健康保険事業特別会計予算、介護保険事業特別会計予算、
後期高齢者医療事業特別会計予算について予算審査が行われました。
主に福祉関係についての予算で、その内容は多岐に渡っているため、
質疑を通して新たに得る情報もあり、勉強になりました。
今日の予算審査の中で最も興味をひいたものは、「地域まなびの場支援事業について」です。
現在、高浜町1番住宅等大規模集約事業の建設が進められていますが、
敷地内の隣接した場所に社会福祉複合施設が設置されることになっています。
先日前を通ると、既に基礎工事が進められておりました。
その施設において、
「共生型の居場所」整備を目的としたこども食堂やこどもの学習支援の場を作る予定とのこと。
事業費は440万円(国庫補助220万円、一般財源220万円)。
こども食堂は、弧食の解決のために、栄養のある食事や温かな団らんを提供するための社会活動で、
地域コミュニティの連携の有効な手段として、日本各地に活動が広がっています。
この事業実施計画に至るまでにも、市民の方より様々な問い合わせや相談を頂いておりました。
全国的には、こども食堂は貧困家庭や弧食のこどもの支援が大きな目的となっていますが、
そのようなマイナスイメージを払拭する、
誰でも集まれる、もう一つの家庭になりうるような居場所であるべきだと思っています。
芦屋市としても同様に考えていて、こどもをはじめ地域の方も利用できる場所として
「地域食堂」と命名する事が示されました。
今後の事業展開に期待したいと思います。
毎年盛り沢山のため、本年も民生文教分科会の教育費等の審査は明後日となります。