今日は「消費者の日」
今日は「消費者の日」です。あまり知られていないように思いますが、この機会に頭に留めておきたいものです。また、5月はこの記念日に合わせて「消費者月間」となっており、全国各地で消費者、事業者、行政が一体となって消費者問題に関する教育・啓発等の事業を行っているようです。
あらためて、消費者問題とは消費者に被害や不利益をもたらす問題を表します。
近年では、携帯電話の有料サイトに関する不当請求、振り込め詐欺、インターネットオークションにおける偽ブランド品販売、マルチ商法、キャッチセールスなど、私達の身近で様々なトラブルが発生しています。その手口はますます悪質化・巧妙化し、被害は後を絶ちません。
なかでも、芦屋市では、特殊詐欺の予兆電話が多発しています。
過日、芦屋市としても啓発活動を強化すべきであることを地域経済振興課長に要望したところ、現在、市内における集団接種会場ではモニターを設置し、接種後の待ち時間に、特殊詐欺防止に向けた啓発動画をご覧頂いているとのことでした。市民の皆様におかれては、手口と防犯ポイントを確認して、十分にご注意下さい。
【主な手口】
- 市役所職員をかたって電話をかけ、「医療費の還付があります。」などと言ってATMへ誘導するもの。
【お願い】
- 主に高齢者の方が狙われる傾向にありますので、ご家族やお知り合いに高齢者がおられる方は、被害に遭わないよう注意の呼びかけをお願いします。
- 電話をしながらATM操作をしている方を見かけたら「それ、詐欺じゃないですか?」と声かけと通報をお願いします。
【防犯ポイント】
- ATMを操作してお金が返ってくることは絶対にありません!
- 「還付金がある」「ATMへ行って」は詐欺
- 「暗証番号を教えて」「現金、カードを預かる」は詐欺
- 「かぜをひいた」「電話番号が変わった」「お金がいる」は詐欺
※「消費者の日」について
1968(昭和43)年のこの日、消費者の利益の擁護を図り、国民の生活の安定と向上を目的として「消費者保護基本法」(「消費者基本法」の前身)が施行されました。また、同法の施行から10年後の1978年、経済企画庁(現・ 内閣府)が10周年を記念してこの日を「消費者の日」に制定しました。