今月は「児童虐待防止推進月間」です。
芦屋市では、市役所に啓発の横断幕とのぼり旗(北館入り口)が設置されています。
厚生労働省のまとめによると、昨年度、18歳未満の子どもが親などの保護者から虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数は、全国で20万5029件に上りました。虐待の対応件数は統計を取り始めた平成2年度以降増え続けていて、昨年度は前の年度より1万1249件、率にして5.8%増え、過去最多を更新していると報道されました。
虐待の内容別にみると、最も多かったのは、暴言をはいたり、子どもの目の前で家族に暴力を振るったりする「心理的虐待」で、12万1325件(59.2%)。前の年度より1万2207件、率にして11.2%増えました。次いで殴るなどの暴行を加える「身体的虐待」が5万33件(24.4%)、子どもの面倒をみない「ネグレクト」が3万1420件(15.3%)、「性的虐待」が2251件(1.1%)となっています。(NHKニュースより)
今までも市議会の一般質問で児童虐待について取り上げてきました。家庭や学校そして地域等の社会全般で児童虐待問題についての関心や理解を得るためには、虐待防止に向けた広報や啓発活動が重要になります。すべての子どもたちが笑顔で毎日過ごせることを心から願います。