令和6年度公開ケース研究会に参加しました
本日、市役所東館3階において開催された公開ケース研究会に出席いたしました。この研究会は、「社会を明るくする運動」の一環として実施されており、その目的は、保護司の経験談や事例研究を通じて青少年の非行と更生保護に対する理解を深めることです。
参加者には、保護司会員、更生保護女性会員、民生児童員、PTA協議会員、青少年育成愛護委員会員、防犯協会員、さらには岩園小学校、山手中学校、潮見中学校の先生方が名を連ねていました。
研究会では、ある少年が非行に走り、大麻の使用により家庭裁判所で保護観察処分を受けるに至った事例が取り上げられました。その背景には何があったのか、少年の置かれた環境を深く考察し、どのような指導が必要であったのかについて討議が行われました。また、少年の家族以外の親族からの助言や、これまでしつけを行ってきた母親の対応に問題がなかったのか、さらに少年の友人関係や地域社会からの支援についても議論が行われ、犯罪のない明るい社会を築くために各自がどのように協力すべきかを考える貴重な機会となりました。
このような、社会全体で非行問題に向き合い連携を深める場が設けられることは、大変意義深いことであり、今後も継続的に開催されることが望まれます。