会派視察1日目 佐賀県武雄市「ICT教育について」
武雄市は全国でもいち早く市内の小中学校に1人1台の端末を導入し、ICTのメリットを活かす先進的な取り組みを実施しています。国のGIGAスクール構想は、コロナで急速に進みましたが、武雄市はそれより以前の2010年に、当時、人々には未知のデバイスであったiPadを導入しています。
【今までの取り組みについて】
平成21年 電子黒板を配置
平成22年 山内東小に186台、武内小に90台 iPadを導入
平成26年 Androidタブレット 3,153台導入
平成28年 OSはWindows
令和2年 Chromebook 4,000台
(GIGAスクール構想 2億5,800万円 うち1億2,000万円 補助金)
武雄市には新人議員時代にも会派視察で訪れています。内容はiPadの導入についてでした。技術革新やグローバル化などが進む現在、この変化が激しい時代を生き抜くために、こどもたちの学びの変革が求められていますが、武雄市は全国に先駆けてICT教育に取り組み、この間のOS発展にも素早く対応し、挑戦を続けてこられたことが印象的でした。
また、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実践するにあたり、個別具体的な学びで知識や技能を習得し、調べ学習などで思考を深めること、また、他の生徒と話し合ったり協働で資料を作成したりグループで発表、振り返りをしたりするということ、さらには自己決定、自己調整、相互啓発などの考え方にも共感しました。
さて、武雄市といえば、温泉とTSUTAYAの指定管理による図書館が有名です。
市役所の視察後に、徒歩で図書館を訪れました。
一歩、中に入るとそのスケールの大きさに圧倒されます。中は落ち着いた、ぬくもりある空間になっており、夕刻でしたが多くの学生の居場所になっていました。そして何よりも嬉しいのは開館時間です。年中無休で9時から21時までとのこと。また、館内にはスターバックスコーヒーも併設されていました。