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南芦屋浜護岸の視察が行われました。

朝からあいにくの大雨となりましたが、予定どおり建設公営企業常任委員会の南芦屋浜護岸(南護岸の東側)の視察が行われました。

 

振り返れば、2018年9月の台風21号(関西直撃)の際、南芦屋浜地区では護岸を超えて高潮が押し寄せ、17棟が床上浸水、230棟が床下浸水の被害を受けました。その後、越波により浸水した区間(南護岸・ビーチ護岸)においては、防潮堤の嵩上げによる災害防止対策が実施されてきました。当時の浸水被害の状況も説明いただき、あらためて当時を思い出しつつ、この間進められてきた浸水対策を確かめることができました。

 

南護岸においては、後壁の必要高を抑えるために波返し構造の中壁を設けています。中壁から海側は供用していませんが、重厚感かつ迫力感を感じさせます。また、涼風町の住宅は海から近いため、防潮堤背後からの景観に配慮して住宅地のある範囲においては透明のアクリル板が設置されました。

 

今後、市民の安心・安全な暮らしを守り、しっかり役割が果たせることを願います。

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