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委員会が開催されました

今日は「建設公営企業常任委員会」に続き

「芦屋浜・南芦屋浜まちづくり特別委員会」が開催されました。

 

建設公営常任委員会では、

狭隘道路における「芦屋市すみよいまちづくり条例」の厳正適用

に関する請願書についての審査でした。

 

現在、松ノ内町に4階建てのマンション建設が計画されていますが、

工事中の通学児童の安全確保、周囲との環境調和を考慮することなく

建築主は法的な問題がないとし、工事が進められようとしています。

 

この事を受けて1400名の署名も集まり、

8月19日には山中市長に陳情書と共に提出された経緯があります。

 

今日の委員会には多くの地元の市民の皆様が傍聴に来られました。

 

私も今まで2回目の住民説明会や、市長への陳情に同席させて頂きました。

今後は、業者と住民の合意に向けて、行政の丁寧な対応が求められます。

この請願については、審査の結果、全員一致で可決しました。

 

「芦屋浜・南芦屋浜まちづくり特別委員会」では、

高浜町に予定されている市営住宅等大規模集約事業用地に整備する

社会福祉複合施設について報告がありました。

 

この整備に関しては、以前より事業者の募集を行っていましたが、

前回の選定においては、選定基準を満たす業者の該当がなく、

5月~8月に再度公募を行ったところ、2法人が応募し、

事業予定者に「社会福祉法人 山の子会」、

次点事業者予定者に「社会医療法人 渡邊高記念会」が決定しました。

 

建設が予定される施設の必須機能としては、

全世代型交流スペース、定期巡回・随時対応型訪問看護、

地域生活支援拠点機能、売店などの生活利便機能、

火災時等緊急利用スペース、

障害者総合支援法に基づき、6戸の共同生活援助・短記入所施設、

赤ちゃんの駅の設置が盛り込まれます。

 

今後は、

平成28年9月中に土地賃借契約の締結、

12月末にはPFI事業者による土地の整備完了、

完了後に施設建設工事着手、

平成30年3月末日に施設整備完了という運びになります。

 

PFI(Private Finance Initiative)事業は、

公共施設の建設や維持管理、運営等を、

民間の資本、経営能力及び技術的能力を活用して行う事業手法であり、

PFIの導入により、

事業コストの削減や、より質の高い公共サービスの提供を目指します。

 

社会福祉法人については、

旧浜風幼稚園跡地に建設予定であった認定こども園事業者の辞退問題もあり、

委員からは、組織や財務、人材育成面についての質疑もありました。

 

前回の選定基準について、

大変ハードルが高いのではないか?との声が私のもとにも届きましたが、

行政の説明では、今回の選定基準に変更はないとのことでした。

 

全世代の市民の方が活用できる素晴らしい拠点になることを期待したいと思います。

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