市立小学校卒業式
本日、第97回芦屋市立宮川小学校の卒業式に参列いたしました。

今年は3クラス、総勢118名の卒業生が新たな門出を迎えました。
6年間の歳月を経て、大きく成長された皆さんの姿は凛々しく、自信に満ちていました。これまでの努力と歩みが実を結び、本日こうして卒業の日を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。
式典では、浦山校長が絵本作家・小泉吉宏氏の『一秒の言葉』を題材に、言葉が持つ力についてお話しされました。「ありがとう」の一秒で相手の心を温かくすることができ、「ごめんなさい」の一秒で人間関係を修復できる——たった一瞬の言葉でも、人の心に深く響き、大きな影響を与えるものです。そのお話に、卒業生の皆さんは真剣に耳を傾けておられました。私自身も、改めて言葉の重みと、その持つ力の大きさを実感し、深く心に沁み入りました。
卒業生の皆さん、これからも多くのことを学び、かけがえのない経験を重ねながら、心豊かに成長されることを心より願っております。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
一秒の言葉
「はじめまして」
この一秒ほどの言葉に、
一生のときめきを感じることがある。
「ありがとう」
この一秒ほどの言葉に、人のやさしさを知ることがある。
「がんばって」
この一秒ほどの言葉に、勇気がよみがえってくることがある。
「おめでとう」
この一秒ほどの言葉に、幸せにあふれることがある。
「ごめんなさい」
この一秒ほどの言葉に、人の弱さを見ることがある。
「さようなら」
この一秒ほどの言葉が、
一生の別れになるときがある。
一秒に喜び、一秒に泣く。一所懸命、一秒。