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平和への祈りと願いを込めて・・

戦後77年目となる夏、そして激戦地となった沖縄の本土復帰から50年目の夏を迎えました。
今年も芦屋ユネスコ協会主催の「平和の鐘を鳴らそう!」の式典に参加。今日はコロナで中止が続いていた第2部の「平和のつどい」も久しぶりに市民センタ−401室で開催されました。

 

願い続け、語り継いでいかなければ、もろくも崩れ去ってしまうかもしれない「平和」。
皆でユネスコの平和宣言を唱和し、正午のサイレンに合わせて黙祷、そして一人ひとりが「平和への祈りと願い」を込めて平和の鐘(優愛の鐘)を鳴らしました。

 

第2部の「平和のつどい」では、自らの戦争体験を絵本「ムツとわたし」に託された大和田啓子様とご主人様を囲み、絵本の映像と読み聞かせが行われました。太平洋戦争が始まり、飼い犬の供出命令が発出され、預かっていた秋田犬のムツも戦争の犠牲となり無惨に殺されてしまったという心が引き裂かれる悲しい話です。

 

大和田様は、「戦争は、人類共通の敵である。平和であってこそ、人類も動物も幸せでいられます。その幸せをかみしめながら、今ある命を大切にしてほしい」と、かつての新聞取材で語っておられました。
あらためてそのお言葉を心に刻み、平和について考える1日になりました。

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