平和を祈念する日 「広島・原爆投下から79年」
今日は「原爆の日」。
79年前のこの日、広島に原子爆弾が投下されました。
リトルボーイと名付けられたウラン235型の原子爆弾は、高度約600mの上空で爆発し、地表温度は3,000〜4,000℃に達したといわれています。爆心地では最大風速440mの爆風が発生し、市街地はあっという間に壊滅。約15万人もの、尊い命が奪われました。
犠牲となられた方々に深い哀悼の意を表し、今なお後遺症に苦しむ被爆者の方々にお見舞いを申し上げます。
日本は戦後、「戦争は二度と繰り返さない」と誓い、平和国家として歩んでいますが、世界各地では、依然として、戦争や紛争が続いています。
全世界の平和は、全ての人の、心からの願いでもあります。
その平和を守るためには、過去の反省の上に、戦争の「惨禍」を繰り返さない決意をし、私たちそれぞれが、未来に向けての役割を果たすことが重要になると考えます。
芦屋市議会では昭和60年に「非核平和都市宣言」が決議されています。
そののち、決議30周年である平成27年、そして戦後70年の節目に、恒久平和を示す銘板が、本庁舎前に設置されました。この銘板に刻まれた思いは、私たちから次世代を担う子どもたちに引き継ぎ、平和の大切さを伝えていくべきであると考えます。
銘板については、本庁舎北館前の広場に設置されていますので、来庁の際には是非、ご覧下さい。
本日「原爆の日」を迎え、平和を享受している者として、先人たちがたゆまぬ努力のもと、築いてこられた今日の日本の礎に対し、心から感謝と敬意を表します。 そして、「戦争の悲惨さ」や「平和の尊さ」をあらためて胸に刻みたいと思います。