厳しい暑さが続いています。

近年の温暖化により、夏は以前に比べてより過酷な季節になりました。長い夏休み、夏祭り、花火大会などの行事が続き、子どもたちは心踊る季節を迎えていることでしょう。今年は、旅行を計画されておられる方も多いのではないでしょうか。

その中で忘れてはならないのが、広島、長崎の原爆の日、終戦記念日と、夏に集中するさまざまな戦争に関する行事です。

今日8月6日は、広島原爆の日であり、被爆7８年を迎えました。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお後遺症に苦しんでおられます方々に、お見舞いを申し上げます。 78年が経過し、戦時を生きた世代が少なくなっている一方、若い世代にとってはまだ生まれていない頃の話となり、あの日のことを語り継ぐことが難しくなってきています。

私たちが享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれています。このことをあらためて心に刻み、この夏を過ごそうと思いました。