建設公営企業常任委員会が開催されました
本日から委員会審査が始まりました。
今日は建設公営企業常任委員会が開催され、委員として出席しました。
審査の結果、市長提出議案3件ともが全会一致で可決すべきものと決定しました。
その中でも第39号議案である
「JR芦屋駅南の再開発事業に伴う民間事業者を選定する為の付属機関設置」についてで、
今回最も時間を要しました。
その内容は、以下の通りです。
JR芦屋駅南の再開発事業では、都市再開発法に基づき、
民間活力を導入した手法を取り入れる事になりますが、
様々な手法があるなかで「特定建築者制度」が最適であると選択されました。
なお、この事業では、
事業協力者と特定建築者の2種類の民間事業者を選定する流れになります。
中でも多くの委員が指摘した点は、
上記の「JR芦屋駅南の再開発事業に伴う民間事業者を選定する為の付属機関」の
委員構成についてです。
委員は6名以内とされ、
専門知識を有する者をはじめ学識経験者、会計士や弁護士、市職員等で構成されますが、
それぞれの分野において1名ずつを選出する形をとる場合には、
その1名の意見が強く示されるのではないかという懸念が生じます。
続く42号議案は、老朽化した市営住宅の用途廃止に関する条例改正についてです。
宮塚町12番住宅、翠ヶ丘町20番住宅、岩園町33番住宅、岩園町35番住宅が対象となりますが、
すでに45世帯すべての方々の移転は終了しているとのことでした。
なお、宮塚町12番住宅に関しては、歴史的価値のある建築物につき、
南側の建物は残し、今後男女参画事業に関するワーキングスペース等も視野に入れつつ、
用途について検討していくとの報告がありました。
明日は民生文教常任委員会です。
市立幼稚園・保育所のあり方についての報告や請願審査もあり長い一日になりそうです。