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民生文教常任委員会が開催されました

昨日開催された建設公営企業常任委員会では、

補正予算の議案が3件、請願が1件審査されました。

補正予算の議案は、全会一致で可決されました。

また請願も採択すべきものと決まりました。

 

なお、冒頭で、山中市長より病院事業管理者である佐治文隆氏に

今後4年間、引き続き病院事業管理者を依頼をしているとの報告がありました。

市民病院事業の運営は厳しい状況が続いており、なかなか黒字化は難しいようですが、

努力をされていることは評価致します。

佐治病院管理者には更なる病院事業の改善に向けて、よろしくお願いしたいと思います。

 

今日は民生文教委員会があり、委員としての参加しました。

市長提出議案は5件のうち3件が基金条例の制定に関する議案、

そして国民健康保険関連の議案が2件、陳情1件の審査となりました。

 

議案はすべて全会一致により可決されました。

なお陳情についは、「あしや風土記の再版を要望する」という内容でした。

委員による質疑がありましたが、陳情書に記載の情報量が乏しいため、

陳情の趣旨に賛同はするものの、結論は得られませんでした。

 

基金関連では、

「大学等入学を支援するため基金を設立する」という内容の議案に質問が集中しました。

これは、今回の目玉施策ともいえます。

 

市民の方からの遺志による5000万円の寄付に

市の一般財源からの5000万円を上乗せして基金を設けるものです。

対象者には入学金の支援金として上限20万円を給付します。

今年度の人数は40名で800万円を想定しています。

 

私は申請をして給付後に中途退学した場合の取り扱いについて質問しましたが、

在学証明書と領収書を添付して頂くことにより、チェックは行っていくとの答弁でした。

 

基金の額から計算すると、10年位は運用できますが、

できるだけ長く継続を願うものです。

なお、ふるさと納税のメニューにも追加されます。

 

国保関係では高額療養費の額が伸びていることによる補正予算が示されました。

昨年は、精神疾患、透析を含む腎疾患やがんの占める割合が大きかったのですが、

今年は、精神疾患については減少傾向にあるとのことでした。

昨年3月に策定された芦屋市の「データヘルス計画」によると、

平成26年度の高額レセプトに占める生活習慣病の医療費の割合は、

全体の41.8%を占めているとのこと。

市民の健康の維持に向けては、国保関係のみならず、

健康課や地域福祉課などとの連携を強化した上で取り組んでいくよう要望しました。

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