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決算特別委員会 民生文教分科会

今日は、民生文教分科会が開催されました。この分科会では、福祉施策や子ども施策、教育委員会に関係する事項など幅広い項目にわたって審査するため、毎年、審査に2日以上の日数を要します。

 

本日、老人福祉費のなかで審査されていた、高齢者バス運賃助成事業については、過日の一般質問でも取り上げていますが、この委員会でも質疑がありました。

 

あらためて令和2年度はコロナ禍による外出自粛の影響があり決算額は6,172万円になりましたが、令和3年度は6,930万円と金額が増加しています。高齢者の移動支援は社会参加の促進や福祉の向上に繋がるものと期待されており、必要性が高い施策の一つであると認識しています。

 

しかしながら、バス路線がない地域の高齢者は、長年、高齢者バス運賃助成を受けることができないという状況にあるため、公平性が保てる施策となるよう検討を進めるべきであることを要望してきました。

 

今後、この事業に関しては、費用対効果を分析し、高齢者にとり公平な事業として見直されることに期待しますが、このまま助成額が増加し続ければ、市民の理解を得ることが難しい状況になるのではないかと考えます。

 

今年の民生文教分科会も、今日1日では終了しなかったため、予備日である9月27日に再開が決定しました。

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