監査委員会の研修会に出席しました
今日は姫路市役所にて
令和元年度兵庫県都市監査委員会・研修会が開催され、
市の監査局長、監査委員の山本被一郎先生と共に出席しました。
委員会では来年度に開催される実務研修会について、
また住民監査請求事例についての報告があり、
その後に研修会が開かれました。
演題: 「自治体監査の現状と課題等
〜内部統制制度が監査委員監査に与える影響〜」
講師: 公認会計士(有限責任監査法人 トーマツ)
山岡 正人氏
この研修では、
自治体監査の基礎知識をあらためて再確認することができました。
他にも監査委員監査にかかる国の動向をはじめ、
内部統制について、内部統制が監査委員監査に与える影響についてなど
自治体監査に拘わる者にとって関心の高い内容でした。
来年度から
都道府県及び政令指定都市に内部統制制度の導入が義務化されます。
その他の自治体においては制度導入が努力義務となりますが、
組織においてもさらに法令遵守や適正な業務執行が求められます。
監査については、
一部の部署に指摘された事項を全庁レベルで対応すべき事項として
内部統制体制に組み込む事により、
組織全体での対応が容易になるのではないかとの話があり、
興味深く学ばせて頂きました。
今後、自治体を取り巻く環境が変わる中、
監査の役割も変わっていくことでしょう。
先月の八尾市においての監査研修に引き続き実り多き研修となりました。
これからの監査の実務にも活かしていきたいと思います。