社会を明るくする運動
今日は、ルナホールで行われた「社会を明るくする運動 市民の集い」に参加しました。
「社会を明るくする運動」は、
すべての国民が、「犯罪や非行の防止」と「罪を犯した人たちの更生」について理解を深め、
それぞれの立場において力を合わせ、
犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動のことです。
暗い事件や事故、災害などの話題が絶えない世の中。
犯罪件数は年々減少している一方で、再犯率は高くなっています。
再犯率を下げるためには、社会の理解も必要であり、
この集いを機会に問題意識の共有が図れることが望まれます。
いつも会場を楽しませて下さる兵庫県警察音楽隊による演奏、
そして第2部は千房株式会社代表取締役会長、中井政嗣氏による
「それでええやんか!−自分を信じて「ありのまま」に生きる-」の講演がありました。
中井氏は少年院や刑を終えた出所者に働く場と住居を提供する、「社会復帰支援」を行っておられます。
受刑者就労支援の数々の体験を踏まえ、
「失敗を重ね心が折れそうになったこともあった」とのことですが、
「社会が彼らを当たり前に受け入れる時代が必ずやってくる」
「こんなやりがいのある取り組みはない、今は心からそう思う」と
強い信念を披露されました。
話の中で、
「過去は変えられない。自分と未来は変えられる。その気があればチャンスを与えたい。」
「協力雇用主は全部中小企業。しかもオーナー企業だけ。」
「反省は一人で出来ても更生は一人では出来ない。」というお言葉が大変印象的でした。
中井氏の貴重なお話を伺えるよい機会になりました。