総務常任委員会が開催されました
プレミアムフライデーの今日、総務常任委員会が開催されました。
委員会終了は17時になりましたので、あまり関係はありませんが・・。
議案審査は3件でしたが、一般会計補正予算の審査に時間を要しました。
広く内容がカバーされますので、通常この議案については議論が長くなります
議案審査後の所管事務調査は盛り沢山となりました。
その1つ、長期財政収支見込みについての報告では、
芦屋市は平成30年度には「地方交付税の不交付団体」になることが予測されていることが示されました。
その根拠は市税が堅調であることと、公債費の減額が大きいとのことでした。
歳入の半分を占める市税収入は、確かに5年連続で増加はしているものの、
市債残高は再び500億を超え、約528億になる見込みです。
今後の財政運営で何か大きく好転する要素が見当たらぬまま不交付団体になると、
厳しい状態になるのでは?
総務省が発表した「平成28年度普通交付税の算定結果等」によると、
地方交付税の不交付団体は平成22年度以降増加傾向にあり、
特に平成27年度から28年度にかけては
60団体から77団体に大きく増加しているようです。
しかしながら、不交付団体になることにより
「財政が着実に改善した」と判断して良いものなのかは疑問であり、
今後の委員会審査に注視して参ります。