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課題解決に向けて一歩前進!

議員として約12年間、「身近な議員」として皆様の小さな声を市政に届けることを心がけて参りました。その結果、一般質問で取り上げてきた、「新生児聴覚検査費の助成」「図書館における自動貸出機の設置」「ひきこもりの人などの社会参加のサポート事業」が令和5年度の予算に盛り込まれ、動き出します。

<新生児聴覚検査費の助成>
新生児聴覚検査については、昨年の決算特別委員会民生文教分科会において松木議員、福井利道議員の質疑により「本市では4%の新生児が任意の聴覚検査を受けていない」ことが判明しました。その後、12月議会の一般質問にて、誰ひとり取り残すことなく受検できるよう体制整備と検査費の全額助成を求めたところ、この議会において、令和5年4月から、すべての新生児が検査を受けることができるよう、市民税非課税世帯を対象に、検査費用のうち5,000円を上限に助成されることが示されました。聴覚障がいは、早期発見が重要であり、適切な療育につなげることが子どもの言葉の発達やコミュニケーションの育成に大きな効果を生むと言われています。早急な市の対応を評価します。

<図書館における自動貸出機の設置>
新年度の新規事業として、社会的孤立やひきこもり状態にある人が、地域と繋がりを持ち、社会への参加ができるようサポートするため、社会参加の場の充実による居場所づくりや個別支援を実施することが示されました。具体的には、就労準備支援事業で実施している悩み相談のカフェ等において、参加支援事業を一体的に実施し、利用者のニーズに沿った社会参加の充実につなげます。

充実した図書館の実現をめざす中、自動貸出機の設置について平成28年12月議会の一般質問で取り上げ要望したところ、令和6年4月から図書館での自動貸出機、セキュリティゲート、予約本受取コーナー(本館)の利用が開始されることになりました。加えて図書の管理方法については、従来のバーコードを使う方法の代わりに、図書館の蔵書すべてにICタグを貼り付ける方法を導入します。
自動貸出機や予約本受取コーナーの導入により、利用者の待ち時間短縮やプライバシーの更なる確保が実現します。

<ひきこもりの人などの社会参加のサポート事業>
令和3年9月議会において、「中高年層のひきこもり」について取り上げましたが、生きづらさを抱えている人の存在を受け止めるには、より相談しやすい体制を整備し、安心して過ごせる居場所づくりや自らの役割を感じられる機会の創出が重要になります。
全ての人が孤立することなく生きていける、地域共生社会の実現に向けての更なる取り組みに期待します。

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