阪神・淡路大震災より21年
~1.17は忘れない「伝える」「備える」「活かす」~
朝7時半に芦屋公園内「阪神・淡路大震災慰霊と復興のモニュメント」に記帳・献花ののち
川西運動場へ。
震災の経験と教訓を発信し、1.17を忘れずに語り継ぐため、
「1.17ひょうごメモリアルウォーク」が毎年開催されます。
今年は久しぶりに参加しました。
8時半に芦屋市川西運動場を出発。
住吉川東緑地~灘区民ホール~王子公園前~HAT神戸の東10kmコースを
無理のないスピードで約3時間半歩き、
長野議員、岩岡議員や知り合いの市民の方々、職員さんと共にゴールをしましたが、
ほとんど最後尾だったらしく
到着時にはすでに「HAT神戸 人と防災未来センター」にて
「1.17のつどい 追悼式典」が開会されていました。
追悼式典場所の横は「1.17つどい会場」となっており、
様々な炊き出しや東北からの出店が並び、
警察、消防、自衛隊の特殊車両が展示されていました。
市民団体の調査によると17日前後に兵庫県内で行われる追悼行事は、
震災20年であった昨年に比べて半減しているそうです。
今年の新成人は震災後に生まれた「震災を知らない世代」となり、
今後は、震災の教訓・記憶の継承が大きな課題となっていきます。
私たちは、その課題に向き合い、
今後も危機管理意識向上に向けた啓発や地域での訓練などを通して
継続的に、防災・減災に取り組んでゆくことが重要でしょう。
災害多発国である我が国においては、その自然的特性に鑑みて、
災害被害を「想定外」ではなく「想定内」と表現できるだけの備えが必要となります。
1.17を胸に刻み、また来年の1.17に向けて歩んで参りましょう。