阪神水道企業団 予算特別委員会分科会
今日は11時から会派の打合せが行われ、
午後からは阪神水道企業団議会の予算特別委員会分科会が開催されました。
分科会で取り上げた質問については以下のとおりです。
(1) 平成29年度予算について
・予算編成にあたり工夫された点や特徴的な点について
・予算編成の基本方針及び主要施策の中で、
危機管理対策支援業務委託等について
多岐にわたっての業務委託を計上されたが
それぞれの目的や具体的な内容について
<要望>
・本市から企業団への過払い金は多額で推移しており、
受水費(浄化した水を購入する費用)の負担は経営を圧迫するものである。
構成市の費用負担の増加につながらないよう、
構成市とも調整し、費用負担の制度構築に努め、
企業債と自己資金の均衡も考慮し、
資金不足に陥らないよう適正な財政運営をお願いしたい。
・職員の退職により技術の継承が問題となる中、
技術・技能維持の観点から
人材育成について具体的な取り組みを進めていただきたい。
(2) 阪神間の水供給の最適化研究会における企業団としての役割の考えについて
<要望>
・平成29年度は、この研究会の成果を各構成市が共有できるよう
企業団が中心となり調整を図ってほしい。
(3) 年末から年始にかけて発生した大道取水場での事故に関して、
今後の機器更新等対応策の見通しについて
<要望>
・今後、市民生活に支障をきたすことがないよう、
事故原因となった機器の故障、要因を分析・検証し、
計画的に事故防止策に取り組んでいただきたい。
構成市には迅速な情報提供を行ってほしい。
ならびに事故の程度に応じた構成市への連絡体制の構築、
マニュアルの整備に努めてほしい。
(4) 水道水の安全確保、水質について
<要望>
・水道水の安全性や水質については
市民の皆様にとっても関心の高い事項につき
今後も引き続き良質で安全な水道水を供給できるよう
水源の環境や状況把握に努め、
水質検査計画に基づき検査していただきたい。
明日は引き継き、水道部局との意見書の調整が予定されています。