防災学習会@浜町 が開催されました。
今日は午前10時より、西蔵集会所において防災学習会が開催されました。私が住む浜町では、迫り来る大災害の際に、お互い命を守り合えるよう日頃から学習会を実施しています。
本日は、浜町自主防災会主催の講演会に、打出小槌町在住の防災備蓄収納マスタープランナー兼防災士の三原麻弓氏をお迎えし、「もしもに負けない!安全・安心な暮らし術」というテーマでお話しいただきました。三原氏は、備蓄に関する知識や日常生活の中の災害リスクを、具体例も交えてわかりやすく説明して下さり、防災の重要性を認識する良い機会になりました。
浜町自主防災会は、日頃から、防災意識を高めるための学習会や地域での防災訓練を企画し、地域の皆様のご協力のもと、活発に活動しています。これらの取り組みは、この数年で町内にも浸透してきました。
大規模の災害が起きた場合、行政の対応(救助や避難)には限界があります。特に災害直後は、被害の全体像もつかめず、市や警察、消防の十分な助けは期待できないでしょう。過去の経験からも、公的な機関が効果的に復旧活動に力を発揮するには数日を要してきました。こうした事態の時、災害の現場に居合わせるのは、ご近所に住む地域の皆さんになります。公の支援が届かない現場で頼りになるのは、地域のつながりであり、地域のきずなが災害に強いまちをつくると言われています。これまでに発生した大災害の事例を見ても、被害を最小限にとどめた地域は、地域のコミュニティがしっかり機能していたことがわかっています。普段から顔の見える近所付き合いが力を発揮するものであり、地域コミュニティが果たす役割は、大きなものであるといえます。