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鷹の放鳥を見学しました。

今日は晴天の下、芦屋下水処理場(若葉町)において、カラス対策として行われる鷹の放鳥を見学して参りました。

鷹の放鳥によるカラスの追い払いは、若葉町の芦屋下水処理場で3月に実施され、今回は2回目の実施となります。初回の時は近隣より多くのカラスが集まったようですが、今日はカラスの大群には遭遇せず、近くの木から数羽のカラスが様子を見ている姿が見受けられました。この試みについては、同じ場所で数回鷹を飛ばしてその存在を知らせることにより、カラスの営巣を防ぐ効果が期待されています。

追い払いを担う鷹の種類は、ハリスホーク(和名はモモアカノスリ)で、優しい目とスラリとした美しい足が印象的でした。

カラスは野生動物ながら、私たちの居住地域に近い場所に住んでおり、近年はゴミの集積所を荒らし、時には人やペットを襲うこともあるため、注意が必要です。以前よりカラスに関する苦情が多く寄せられており、今年度の予算においては、カラス対策事業費として177万円が計上されました。

具体的な事業内容としては、必要に応じて巣の撤去(民有地を除く)を実施するとともに、営巣させない取り組みとしてタカによるカラスの追い払いを試行し、その効果を検証する予定です。

なお、今後も市内の他の場所で同様の取り組みが予定されており、具体的には、若宮町ふれあい広場付近、けやき通り・阿保親王塚付近でも実施される予定です。

今回の鷹の放鳥がカラス対策として成功し、効果を上げることを期待しています。

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