3月定例会が始まりました。
芦屋市議会3月定例会が始まりました。
会期は3月22日までの予定で、令和6年度予算案を中心に審議が進められます。
今日は、髙島市長による新年度に向けての施政方針の発表がありました。特に力を入れる3つのテーマ「子育て・教育」「福祉・防災」「みらいの都市づくり」、更に「公営企業」「行財政運営・行財政改革」については、市長自身の言葉で、ゆっくりとわかりやすい説明がありました。
「子育て・教育」に関しては、今後、心のケアを重視し、ゆとりを持って子どもたちに向き合える環境創りへの取り組みが進められ、不登校率が増加する中、教室に入りづらい子に寄り添い、校内サポートルームで心のケアを専門に行うPEACEサポーターが配置されることが示されました。サポーターの方には、どうか学校の味方をする立場ではないことを認識し、十分にその役割を果たしてほしいと願います。数年前、保護者から不登校に関する相談が著しく多かった際に、この課題については、一般質問にて触れた経緯があります。何よりも子どもの心に寄り添うことが大切です。今後、体制の強化を図ることにより、子どもたちが育つためのより良い環境づくりが進むことを期待しています。
他にも、市立学校の体育館への空調の整備、こども医療費助成の拡充、公共交通の空白地域におけるデマンド交通等の実証実験に向けた検討、カラス対策など・・前期より会派要望してきたことが、新年度の予算にも盛り込まれています。
なお、2月29日、3月1日には各会派による総括質問が行われます。また、それに引き続き、各委員会による予算分科会が3月4日より始まり、予算計上された内容についての質疑が行われます。
インターネット中継により、本会議や委員会の様子がご覧いただけますが、議場での傍聴も可能ですので、是非お越しください。