3.11を忘れない
東日本大震災から10年が経過しました。
震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
振り返ると発災時は、初めての市議選出馬に向けての活動中であり、運転中の車の中でニュースを知りました。誰にとっても、それぞれに忘れられない一日なのではないでしょうか。
その後、無事に当選させていただき、福島県郡山市のビックパレットに開設された大規模避難所へ向かいボランティア活動に参加したことを今でも鮮明に思い出します。福島とのご縁はその後も続き、除染作業も間近で見てきました。
震災から10年が経過しても未だ故郷に帰ることがかなわず、避難生活を余儀なくされておられる方は約4万人超とのことです。インフラ整備は進められているものの、かつてのような生活や仕事の再建への道のりは遠いともいわれています。今後、一日も早く、心の復興を含めた本当の意味での復興が成し遂げられることを願います。
災害に強いまちを目指していくためには、災害時の記憶を風化させず、減災に活かしていくことが重要です。あらためて政治が果たすべき役割の重さを認識した一日になりました。いつまでも3.11を忘れません。