JR芦屋駅南地区再開発については、24日に行われた市長による記者会見で事業計画を一部見直すことが正式に発表されました。

1. 計画見直し検討の目的
   未来志向の再開発事業とするため、管理処分計画に明記されている地権者の権利に抵触しない範囲において、緑あふれ人が集える広場等を設置することについて検討を進める。
   
2. 計画見直し検討を行う箇所
   JR芦屋駅南口駅前広場等
   
3. 計画見直しの５原則として
   ①「緑」花と緑あふれる街並み
   ②「集える」新たな出会いを生み出す仕掛け
   ③「歩ける」思わず歩きたくなる空間
   ④「未来志向」未来の市民に贈る進化の余地
   ⑤「地権者の生活を守る」資産や生活を守り、スピード感を重視
   
4. 検討作業のスケジュール等
   現在進めている特定建築者の公募は、一旦中止し、募集要項の内容を一部修正の上、できる限り早い段階で再公募を行う。特定建築者の決定時期は、３ヶ月程度遅れる可能性があるが、全体の事業完成スケジュールには大きな遅れが生じないよう工程等を工夫する。管理処分計画に基づく地権者との契約には影響しない範囲で見直しを行う方針です。

ついては、5月31日（水）10時より、市役所南館４階大会議室において建設公営企業常任委員協議会が開催されることになりました。 前期までに決定した、再開発ビルの建設や地権者との契約は変更せず、2028年度の完成予定であることや事業費も大きく変わらないよう進めたいとのことです。今のところ計画見直しの方向性のみで詳細は示されていませんが、今後のスケジュール等も合わせて協議会で確認していきたいと思います。