JR芦屋駅南の都市再開発について
今日は建設公営企業常任委員会が開催され、
JR芦屋南の都市計画に関する所管事務調査の報告がありました。
長い時間をかけて進められてきたJR芦屋南の再開発計画ですが、
今年3月31日に都市計画が決定されました。
今後のスケジュールとして、
平成29年度に事業計画の決定、事業認可手続きの後、
管理処分計画の決定を経て、工事着工、竣工の運びとなります。
所管事務調査によると、
個々の具体的な内容については、今後も引き続き協議が進められるとのことでした。
中でも、「エスカレーターの設置」については、
多くの市民の皆様から要望を頂いておりましたので、
実現されることを嬉しく思います。
エスカレーター設置予定場所には、以下の通りです。
<駅コンコースに向けてのエスカレーター>
JR芦屋駅南側:東向き
JR芦屋駅北側:マクドナルド前
<ホームに向けてのエスカレーター>
大阪方面行き:東側
三宮方面行き:東側
また、これらに併せて、
ロータリーの整備や駅南側の道路幅員拡大の計画についても示されました。
待ちに待ったエスカレーターの設置ですが、
その設置費用は、以下のようになりそうです。
<駅コンコースに向けてのエスカレーター>
国庫補助金を受けて市の負担
<ホームに向けてのエスカレーター>
市、国、JRが各1/3ずつの費用負担
質疑によると、
市がバリアフリー化を要望したことによる工事であるため、
その費用を背負う方向性のようです。
コンコースに向けたエスカレーターの費用負担については、
JR利用者のための顧客サービスの一環であるとも言えるので、
なぜJRは負担しないのか、なかなか納得がいかないものです。
費用負担については今後も協議をするとのことですが、
ここは市がJRに対し強く要望すべきであると思います。